最近Xで話題になっている謎の悪魔の画像があります。
その悪魔は、すらりと伸びた手足を持ち、何とも言えない笑顔で右手を挙げています。そして、指先が光っているのが特徴です。
この悪魔の正体について、詳しく探ってみましょう!
この記事でわかること
- 話題の悪魔はどんな見た目をしているの?
- 画像の出典は「地獄の辞典」
- 悪魔の正体はヤンガンイタン
- Xで話題になったきっかけは?
- みんなの大喜利やコラ画を紹介
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話題の悪魔はどんな見た目をしているの?
どことなく不気味ですが、表情が憎めませんね。一度見たら忘れられないのではないでしょうか。
某、巨人にも見えますね。
画像の出典は「地獄の辞典」
『地獄の辞典(Dictionnaire Infernal)』とは
『地獄の辞典』(じごくのじてん、フランス語:Dictionnaire infernal)は、フランスの文筆家コラン・ド・プランシーが1818年に初版を発行した書籍です。
この本は、悪魔やオカルト、占い、迷信、俗信に関連するエピソードを集めた辞書形式のものです。各エピソードには、それぞれの悪魔や神話的存在についての詳細な解説が含まれています。
『地獄の辞典』(著:コラン・ド=プランシ- 訳:床鍋剛彦)/画像は講談社BOOK倶楽部より
200年前から読まれている本なんですね!
悪魔の正体はヤン=ガン=イ=タン
フランス・ブルターニュ地方フィニステールに当時伝わっていたという悪魔のヤン=ガン=イ=タン/ヤンガンティタン(仏:Yan-gant-y-tan)を紹介したイラストということが分かりました。
5本の蝋燭が付いた指を高速回転させる不吉な悪魔
ヤン=ガン=イ=タンは、フィニステール地方の夜に出没する悪魔で、彼と遭遇することは、不吉の前兆とされている。
右手の五本の指に五本の蝋燭を掲げ、それらを燃え上がる車輪のように回転させる。しかし、その炎を消さないようにするため、素早く方向転換することができない。
旅人の標柱の周りに小さな金貨の袋や金の鎖を置いておくことが挙げられる。金を取っていけば、少なくともその日は再び現れることはないとされるようです。
光っているのは炎だったんですね!
なぜ流行っているのか?
強烈な見た目のインパクト
独特なフォルムと表情をしており、不気味な雰囲気も漂っています。一回見たら皆さんの印象に残りやすいと考えます。
謎めいたキャラクター
馴染みのないイラストで、どのキャラクターかも初見でわかる人は少ないのではないでしょうか。元ネタが分からないことから好奇心や興味が膨らみますね。
本人が不在
悪魔本人も著者も不在であることから、流行ることを止める要素が少ないのでどんどん拡散されてしまうものと考えます。
みんなの大喜利やコラ画を紹介
みんなの大喜利コメント紹介
そこのお姉さん!今一人ですか?
こいつがワンオペで回してるフードコート
こいつが来ないと始まらない飲み会
コラ画の紹介
まとめ
元ネタは不吉な悪魔と紹介されておりますが、現代では予想に反してユーモラスな扱いをされているようです。
大喜利はもちろんですが、挨拶かわりに使われることもあるようで、かなり汎用性の高いキャラクターであることが分かりました。
見れば見るほど癖になる・・・皆さんを楽しませるキャラクターとして馴染んでいくのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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